サラリーマンが太陽光発電所に投資してみた記録

中トトロの太陽光発電投資

シミュレーション

自力シミュレーション~1~

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これまでの銀行アタックは全敗しました、中トトロです。

しかし、その中でかなり感じの良かった行員のお兄さんから言われた一言があり、ずっと気になっていました。

『持ってきて頂いた物件ですが、の物件はやめた方が良いですよ。全然シミュレーションが回りません。』

前にも似たようなことを言われたことがありましたが、当時持ち込んだ案件と、今回持ち込んだ案件の業者の収支計算書を見ると、今回の方がよっぽど良い内容でした。。それに、やめた方が良いまで言われてしまうと、かなりドキッとしました。本当は自分でちゃんと計算してみた方が良いというのはうすうす感じてはいたのですが、業者のシミュレーションもある程度は精度がないとクレームがくるはずだから、大体は合ってはいるだろうと何となく思っていました。

一番乗り気に相談に乗ってくれてやりとりしていた行員から言われて、ドキッとして目が覚めたので、いろんなサイトの情報を参考に自分でちゃんと収支計算してみることにしました。集めた情報を基に、収支計算のやり方をまとめると以下です。(間違っているかも知れないのであしからず)

 

【太陽光収益計算_自力シミュレーション】

<収入計算編>

 NEDO日射量※1[kWh/(m^2・日)] × パネル容量 [kW] × 損失係数0.8(これくらいらしい) × 365日 × ピークカット係数※2

  ※1:http://app0.infoc.nedo.go.jp/metpv/monsola.html

  ※2:http://www.rokutech.jp/blog/2017/04/02/new_extreme_kasekisai_2/

    ↑『50kW未満太陽光発電&合同会社設立をやってみた』サイト様より

 ここで、出した年間発電量にFIT価格を掛けたのが年間売電収入となる。ただし、パネル劣化を加味し、毎年0.7%ずつ減らす。+初年度は消費税還付(システム代×消費税率)

<支出計算編>

 ・システムの価格(パネル、パワコン、架台、ケーブルや集電箱等、架台設置工賃、電気配線工賃、フェンス代、遠隔監視装置、防草シート代)

 ・その他取得時経費(土地代、造成費用、連系負担金、土地登記費用)

 ・減価償却分:システム代金÷17年が毎年(キャッシュフローには関係ないが経常利益として)

 ・固定資産税:システム代金×0.014(ただし、先端設備導入計画の認定を取ると最初の3年間はゼロ)

 ・定期的or臨時にかかる費用(保険料、O&M費用、遠隔監視装置費用、パワコン電気料金、除草費用、交通費、パワコン故障時交換費用、撤去費用)

 ・借入の利息&元金返済分

 

これらを真面目に20年間計算するエクセルシートを作り、これまで業者からもらった案件の詳細資料の情報を60案件ほど、片っ端から上記で計算し直してみました。すると、どうでしょうか。。。

上記のシミュレーション値÷業者のシミュレーション値(年間発電量予測)をとってみると、悪いと80%程度しかないケースもあるではないですか!しかも20年後の最終的な手残りで見ると、200万円以下とか下手すると-60万円とかになるものもあるではないですか!逆に、上記SIMとほぼ同じで、20年後に500~800万円以上の手残りが残るものもあります。

分かってきたのは、分譲業者さんによって、やばい方(自社利益優先)に属するのか、良い方(エンドの利益を残してくれてる)に属するのかが、大体綺麗に分かれているということ。また、年間のキャッシュフローも下手すると毎年40~50万円くらいの手出しになってしまう案件もあるということが見えてきました。(フルローン&信販金利前提ですが)

で、自分が今進めようとしている案件は、、、というと、ずっと造成工事がストップしている三重の案件は、20年後の最終キャッシュフローが552万円でまぁまぁだけど、最初の数年間は、50万円くらいずつの持ち出しになる結果。(ひぇー)

もう1つの愛知の案件は、20年後の最終キャッシュフローが266万円(かなり少ない方)で、最初の数年は、50万円くらいずつの持ち出しになる結果。(ひぇー:2回目)でした。

この結果を受け、だんだん青くなりました。銀行に持っていったのはこの愛知の案件なので、『やめた方が良いですよ。』は、まさに本当でした。しかもこのシミュレーションで大事なのは、この収入計算は影などの遮蔽物がない状態での計算なので、仮に遮蔽物があるとさらに落ちることが予測されます。業者さんの中には、このシミュレーションと比較するとよく出すぎる(120%とかの)案件がありましたが(つまり業者のシミュレーション値発電量予測が相当控え目)、これは業者側がシミュレーションの中で影の影響を考慮してくれているからでした。つまり、実際には影になる時間があるのに、(影の影響を考慮してない)パネルメーカーが出したシミュレーション値なので安心ですよー、とか言って、それ前提に利回り10%とかで売っている業者さんはマジでやばいということに気が付いてしまいました。

もしかして、やばい案件を掴まされたことに気付いてしまい、さてどうしたものかですが、そもそも業者側のシミュレーション値の前提はどうなってんの?ということから、とことん問い詰めてみようと思います。

 

また、これを受けて、今後は業者のシミュレーションは一切信じないことにしました。さらに、20年後の最終キャッシュフローが500万円超えの案件にしか手を出さないと決めました。ある程度の指標がないと、良し悪しの判断が難しいですからね。冷静に考えると二千数百万円もの借金と20年もの時間リスクを背負って500万円?とは思いましたが、手出しがほぼ登記費用(20万円弱?)くらいでいけたら、20年で250%つまり1年で利回り12.5%なので、普通に大人しく株や信託やクラウドファンディングに投資してても良さそうなレベルですが、確実性という意味ではそれでも良い方なんだろうなと思うことにしました。結局、分業案件だと業者に利益をがっぽり抜かれているので、エンドにはこれくらいしか利益が残らないのでしょうね。

それにしてもエンドに全く利益を残さないような業者には憤りすら感じます。こんなのに捕まったら、マジでやばいですね。(←捕まっておいて何を言ってるのやら)

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